ぱらでぃんのFX自動売買ぶろぐ

株式投資歴15年、FX歴5年の怠け者サラリーマン投資家がどうにかして楽に副収入を得るための検証ブログ。生涯収支140万円のプラス!!・・・だったんですが2020年コロナショックで相次ぐ口座破綻により生涯微益になりました(笑)

【FX初心者】日本人トレーダーは9割が負ける!?FX業者にカモられるカラクリ《前編》

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こんにちは、ぱらでぃんです。

 

早速ですが、FXでは実に9割の人が負けているという話は良く聞きますね。

そしてここで言う「負け」とはトータル収支の事だと思います。

そして既に撤退した人も含まれているらしいので、現役のトレーダーに絞ればもっと勝率は良いと思います。(たぶん)

そして単年、単月など短い期間で区切れば更にもう少し勝率は上がってくると思います。(たぶん)

しかし、最終的には大半の人が負けてしまうということです。

 

私はというと、2016年10月にFXを始めました。

ざっくりと成績を紹介しますと、2016年が約16万の勝ち、2017年が約30万の勝ち、2018年が約5万の負けです。

今のところトータルで勝てていますが、他のトレーダーさんよりもたくさん勉強した、たくさん努力した、という事は全く無いです、自覚も無いです。

トランプ相場等でたまたま勝ちやすい時期だった、始めた時期がたまたま良かったという程度の事でしょう。

その証拠に2018年には急に勝てなくなっています。

 

そういう私も昨年、2018年までは国内FX業者のみを使用してトレードを行っていました。

割と有名な話なのでFX経験が長い方や、ある程度知識のある方は知っていると思いますが、この国内FX業者の裏のカラクリをちょこっと書いてみようと思います。

長くなりそうなので《前編》《後編》に分けさせて頂きました。

 

それは、FX業界用語のようですが、DD方式とNDD方式にあります。

海外ではA-book、B-bookという呼び方が主流です。

 

 

 

 

 

DD方式(B-book)

 

FX業者におけるDD方式とは、国内のほとんどの業者(全てと言ってもいいかと)が採用している受注形態で、FX業者が顧客(トレーダー)から注文を受ける形態で、ディーリングデスク方式と呼ばれるものです。

A-book、B-bookのうち、B-bookに該当します。

これは顧客が買いの発注をすれば、ディーリングデスクで反対の売りの注文を受ける方式です。

簡単に言うと顧客が買い注文を出して、その注文を受けた業者が売ると言う事になりますので顧客と業者の間だけで取引が成立します。

すなわち、このDD方式の注文はインターバンク市場には注文されず、顧客の注文をFX業者がのむというシステムです。

こののむ行為、いわゆる競馬などでよく聞くノミ行為に当たるシステムがDD方式です。 

なので、このDD方式は顧客とFX業者の利益が相反する形で成り立ちます。

顧客が儲かればFX業者が損をする。FX業者が儲かるにはトレーダーに損をしてもらわないといけない、と言う事になります。

つまりは顧客が負けるのが前提に成り立っている商売です。

繰り返しになりますが、国内のFX業者はほぼこの形態を採用しています。

 

 

DD方式業者はキャンペーンが派手

 

キャッシュバックや入金すると証拠金ボーナスが貰えたりなど、顧客にめちゃ有利な派手なキャンペーン広告を打っている業者は、ほぼDD方式の業者です。

キャッシュバック3000円や5000円など良く見かけますが、中には1万円を超える高額なキャンペーンもあります。

このような一方的に顧客に有利なキャンペーンを何故積極的に行えるかというと、答えは簡単です。

顧客は放っておけば勝手に負けてくれて、尚且つキャンペーンで付与したボーナス分も最終的には回収出来るという事です。

 

つまり、この形態の業者と顧客はWIN-WINの関係になる事はありませんね。

 

 

NDD方式(A-book)

 

NDD方式とはノンディーリングデスクと呼ばれるもので、つまりはディーリングデスクの逆ですね。

注文はすべてインターバンク市場に発注される受注形態です。

おそらくこの形態のFX業者は国内にはほどんど無いと思われます。

そして、多くの日本人にも支持されている海外の優良FX業者は、ほどんどこのNDD方式を採用しています。

こちらは 悪質なレート操作などが入り込む余地のない公正なレートで、透明性の高いトレードが出来るのが最大のメリットです。

 

NDD方式の業者を使う場合は、我々顧客の取引相手はFX業者では無くインターバンクの向こう側にいる別の顧客という事になります。

業者はインターバンクに注文を流す際に手数料を取るだけなので、顧客が利益を出そうが損しようが基本的には関係ありません。

顧客の取引回数が多い方が手数料収入も多くなりますので、むしろ顧客には勝ってもらってトレードを長く継続してもらった方が良さそうな感じですね。

 

 

なにゆえDD方式を採用する? 

  

私はこのDD方式について、ふと思った事があります。

 

「普通にインターバンクに注文を流せばいいじゃん」

 

もちろんそうしないのは、その方が単純に儲かるからです。

ほとんどの顧客は放っておけば勝手に負けてくれるので、FX業者の利益になりますから。

元々日本人FXトレーダーは、世界から見ればカモと言われているようです。

知識、経験、メンタルなどの面から、本当に放っておけば半数以上が負けてくれるんだろうなとは思います。(具体的にどの程度の割合なのかは分かりませんが・・・)

更にDD方式では、顧客が勝ちすぎると口座凍結されるという噂もありますが、顧客側からは内情は分かりませんのでいくらでも、どうにでも出来ると思います。

 

そして、DD方式業者は勝っている顧客にはあらゆる手段を使って妨害をしてきます。

レート操作、約定拒否、スリッページなどなど、顧客側に不利な条件で約定させるのは思いのままに出来ますからね。

この事実を知ってから思い返してみると、確かにこちらに有利なスリップってしてないんですよね・・・(笑)

 

以上、FX業者の2つの受注方式について簡単に説明させて頂きました。

次回、主にDD方式の方の話になるかと思いますが、国内FX業者の悪事を詳しく説明したいと思います。

 

それではまた次回。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!