【資格試験】宅建受験者は併せて取りたい!管理業務主任者資格とは!?
どーも、ぱらでぃんです。
今回は資格試験ネタですが、管理業務主任者という資格を紹介したいと思います。
私の場合は仕事にも関係するので、宅建に始まり不動産関連の資格は一通り知っていますが、この管理業務主任者は一般的にはちょっとマイナーかも知れませんね・・・
1.管理業務主任者とは
管理業務主任者は、マンション管理業者に勤務して顧客である管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う国家資格者です。
そして管理会社は、事務所ごとに30管理組合に1人以上の成年者である専任の管理業務主任者を置かなければならない事になっています。
宅建士と同じく必置資格に分類されます。
資格新設時は宅建と同じく、従業員5人に1人以上みたいな基準だったと思いますが改正されたんですね。
管理業務主任者資格の歴史は意外に新しく、平成13年が初年度になります。
宅建試験などと同じく、受験資格は無く誰でも受験できます。
試験時期は例年12月の第1日曜日です。
出題形式はこちらも宅建試験と全く同じで、四肢択一50問、試験時間は2時間です。
2.合格率はどのくらい?
国家試験となった平成13年度から29年度までの受験者数、合格率、合格点のデータです。
初年度と2年目は新設資格のため、合格者数をある程度確保する必要があったので合格率が非常に高いです。
これが資格試験は初年度受験がダントツで有利な理由の一つですね。
その後は安定して概ね合格率20~22%くらいで推移しています。
合格点は初年度を除けば32点~37点の間で推移しています。
相対評価の試験なので確実ではありませんが、現状では38点取っておけばまあ安心といったところでしょうか。
3.難易度は?
難易度はどれくらいか、というとちょっと難しいですが、宅建や関連資格であるマンション管理士(非常に内容が近く出題分野も重複している科目が多い)などの受験者で予備知識があれば当然難易度はグッと下がります。
初学者であれば、宅建と同等くらいかと思っています。
合格率は宅建が約15%、それに比べ管理業務主任者は20%以上。
ここだけ見れば宅建よりは難易度低いんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私の個人的な見解はあくまで同じくらいです。
理由としては、自分が受験してみた感じ・・・というのもあるんですが、それに加えて宅建は昔から不動産系、法律系資格の登竜門的な立ち位置です。
受験者数も20万人にもなるマンモス資格です。
当然受験者層も幅広く、不動産関係者はもちろん、学生、主婦、金融関係、建設関係などなど多岐に渡っており、仕事でどうしても必要という理由で受けている人はほんの一握りで、大半は自己啓発、難関資格へのステップアップ、生活の役に立つなど様々です。
えー、何が言いたいかと言うと、これだけ幅広い層の受験者の中で、合格ラインどころかそれなりに戦えるだけの知識で試験に臨んでいる人は意外と少ないという事です。
私が何度も受験して分析した結果では、合格レベルで争っているライバルは全国20万人の中の30%程度だと思います。
なので、しっかり勉強すれば上位15%の合格ラインに入るのはそれほど難しくないと思っています。
ほとんど勉強しないで受けに来ている方も結構いるので。
だいぶ宅建の話が長くなりましたが、逆に管理業務主任者の受験者数は上の表でも分かる通り、全国で17000人程度、近年どんどん減少傾向にあります。
言ってはいけないと思いますがはっきり言っちゃいますと、そんなに人気がある資格ではないです(笑)
つまり・・・まず宅建のように何となくで受験する人が少ないです。
おそらく大半はマンション管理業者やその関連会社などに関わっており、必要だから受験している方が多いのだと思います。
全員ではないにしろ、多いと思います。
それは、実際に試験会場に行ってみても分かります。
周りの受験者はほとんどが30代~50代の社会人で、男性が圧倒的に多いです。
宅建のように老若男女入り混じっていません。
要するに潜在的なライバルは宅建よりも多いと思われます。
そのため、合格率に差はあれど難易度には差はほぼ無いと分析しています。
もちろん、念のために言っておきますが個人の経験、予備知識により難易度は異なりますのであくまで一般的にです。
4.まとめ
私は田舎に住んでますので、マンション管理業者というものが基本的に近くにないため就職など直接的に役立つものではありません。
しかし、集合住宅という大枠で捉えればアパートなどを取り扱う事もありますので、知識の応用は十分可能であり、不動産に関わっているのであれば取得しておいて損は無いと思っています。
どちらかといえばマイナー資格ではありますが、受験勉強はBプラン(効率的で楽な方)で行い見事に1発合格しましたので、受験記もいずれ書きたいと思います。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!!