モラルハザードは防げないのか?
こんにちは、ぱらでぃんです。
本日はまたまたテーマから外れております。
興味ない方はどうぞ読み飛ばして頂いて・・・
モラルハザードとは
モラルハザードという言葉をご存じでしょうか?
テレビやネット、新聞などで聞いた事、見た事あるかも知れません。
大学が経済学部だったとか、経済学を勉強した事のある等の方ならご存じだと思いますが、普段日常的にはあまり耳にしない言葉ですね。
私も経済学を勉強するまでは、聞いた事ありませんでした。
この用語が初めて世に現れたのは、1600年代だそうで、その後1960年代頃に経済学者の研究テーマとして熱かったようです。
論者によっていろいろな意味があるので一概には言えないですし、正直私もそこまで詳しく分かりません(笑)
経済学で論じられる以前は、イギリスの保険業界で主に使われていた用語のようです。
例えば火災保険に入れば、万が一火災にあっても保険でなんとかなると思って、火への注意がおろそかになるかも知れない。
同じく、自動車保険に入れば、事故っても最悪保険使えばいいし、ってことで運転も注意散漫になるしれない。
このような例でモラルハザードは、もともとは保険用語で「倫理感の欠如」という意味で使われていたようです。
要約すると、「保険入ってるから、まぁいっか」って感じです。
・・・と、まあ、堅苦しい方向性になりそうですが、今日私が話したいのはもっと簡単で身近なモラルハザードです。
それは「誰にも注意されないからってサボるなよ」です。
サボったら確実にバレる事ってありますよね?
例えば学校の宿題、提出するものはやってなければ次の日にバレます。
例えば、30分以内にこの仕事やっとけよ、と言われて30分サボっていたらバレますよね。
逆にサボっていてもバレにくいものもありますね。
例えば、宿題は宿題でも暗唱するなどの他者が確認出来ないもの。
例えば、営業の外回り。今はGPSとか、ドライブレコーダーとかありますから昔ほど自由ではないと思いますが。
サボりにくい仕事
私の浅い知識で考えますとまず、事務所内や工場内、施設内などの勤務で上司や同僚などの目が届く環境。
他者が目の前でみているパターン。
これはなかなかサボりにくいです。
ある程度、仕事している風を装っていても不自然なので違和感は少なからず出てしまいます。
一方、他者の目が届きにくくてもなかなかサボれない仕事も多数あります。
思いついたのは、例えば配達系やアポ有りの外回り系。時間指定もあるでしょうし、件数のノルマ的なものもあるでしょう。
自身の担当している仕事が終わらないと帰れないなどの状況ではサボっている場合ではないかも知れません。
サボりやすい仕事
前述の例にも出しましたが、営業でアポが無い系は自由ですからサボりたい放題だと思います。その代り成績が全てになってくるので、やはりある程度の成果があってものだと思います。
これらはあくまで一例ですが、サボりやすい、にくいはありますが結局、ガッツリ他者の目がある、若しくは個人的にノルマがあり成果を上げてからでないとサボろうにもサボれない、といったパターンです。
これらに対し、今回触れたいのが個々人が積極的に頑張らなくても大丈夫な仕事です。
つまり、チーム戦です。
例えば何十人もの人数でやっている綱引き。
あれ、全員が全力で引っ張ってるんですかね?
小学生時代くらいしかやった記憶がありませんが、私は全力ではなかったです(笑)
私が今就いている仕事がまさにそれです。
4~5人で日々の業務を分けてます。
必ず誰がやらなければ、みたいなのは基本的には無いです。
なので、面倒な仕事から逃げる事も出来ます。
あの手この手で逃げまくる人も当然います。
そして、日中は外回りなのである程度自由です。
期日に余裕があれば、翌日に回す事も出来てしまいます。
必ずしも自分がやらなくてもいいのであれば、そりゃ誰だってやりたくありませんから。
積極的にバリバリやる人が損をしてしまいます。
唯一、得をする事があるとすればそれは経験値かな~と思っています。
面倒な事を積極的にこなしていけば、数年後に差がつく。・・・と思う。
スライムばかり倒しててもなかなかレベル上がりませんから(笑)
現実はゲームのように定数ではありませんが、そうであって欲しいです。
「見ている人は見てくれている」とか「努力は報われる」とか言いますけど、ドラマや映画じゃないんで・・・
もし全てがそうなら、こういう意味でのモラルハザードなんて起きない訳で。
まあ・・・長々とモラルハザードなんて言葉を持ち出してもっともらしく語ってしまいました。
大変失礼致しました!
もし、万が一最後までお付き合い頂けた方がおりましたら、ありがとうございました!!