ぱらでぃんのFX自動売買ぶろぐ

株式投資歴15年、FX歴5年の怠け者サラリーマン投資家がどうにかして楽に副収入を得るための検証ブログ。生涯収支140万円のプラス!!・・・だったんですが2020年コロナショックで相次ぐ口座破綻により生涯微益になりました(笑)

セブンイレブン24時間営業問題について思う事

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どうも、ぱらでぃんです。

 

最近セブンイレブンの24時間営業がいろいろ問題になっていますね。

主な問題はオーナー家族の労働時間で、人件費負担や人手不足などが根本的な原因となっているようですね。

確かにアルバイトやパートで賄えない時間帯は店を閉めるという訳にはいかないので必然的にオーナーの負担が増えるという事ですね。

 

時短営業を開始する店舗もあるようですが、セブンイレブン本部は当初、「契約解除や違約金を支払う」通告していたようですが一転「時短営業を理由に契約解除や違約金は求めない」と方向転換したようです。

ここまで騒ぎが大きくなって尚も強硬な姿勢を貫くのはイメージ低下にも繋がりかねませんからね。

また、コンビニが7時~23時になったら困るかという20代を対象としたアンケートでは100人中58人が「困らない」と回答。

20代でも意外と深夜早朝のニーズは低いですね。

 

 

 

 

コンビニアルバイト時代の話

 

さて、私事ですが今から20年近く前になりますがセブンイレブンで4年間、掛け持ちで1年間ホットスパー(茨城県に本部を置くカスミグループのコンビニ、その後名称がCoCoストアに変わったがはたして今も存在しているのか・・・)でアルバイトをしてました。

いわゆるフリーターという立場だったのですが、当時のコンビニ業務にはかなり詳しい自信があります(笑)

もちろん24時間営業でしたが全ての時間帯を網羅しました。

主に早朝から昼過ぎまで、夕方から深夜まで、深夜から早朝までというシフトで全時間帯を経験しました。

因みに私が働いていたセブンイレブンは県内でもトップクラスの売上高で地域の他のコンビニと比較しても客数が段違いでした。

しかし、20年前と今では店員の仕事量、業務負担が全く違うと思います。

セブンカフェ、揚げ物、焼き鳥などは無く、ホットスナックはからあげ棒やアメリカンドック、おでん程度でした。

ローソンのロッピーのような発券機やATMなどもありませんでした。

 

こうして振り返ってみると当時はレジ打ち、品出し、清掃、廃棄などの基本業務が全体の9割を占めていました。

まだコンビニバイトが楽と言われていた時代ですね。

 

 

セブンイレブンのFC加盟店制度には何種類かある

 

セブンイレブンには4年も務めていたので、オーナーとも良く話をしました。

その当時に聞いた話で詳細は全く分かりませんが、セブンイレブン本部とFC加盟店の契約形態には何種類かあるようです。

そして、私のいた店はセブンイレブンの中でもAタイプという契約形態だったようです。

Aタイプとは、店舗建物、敷地をオーナー自身が用意してフランチャイズにのみ加盟するタイプのようです。

その逆がCタイプというらしいのですが、こちらは店舗建物、敷地をセブン本部側で用意するようです。

なんだか雇われオーナーみたいな感じになってしまいそうですね。

そしてこのAとCでは本部に支払うロイヤリティが全然違うといっていました。

昨今ネットでも見かけますが60%というのはこのCタイプなのかなと思います。

何故AとCなのか、何かの頭文字なのか、他にBタイプやDタイプなどが存在するのかは分かりません。

因みにAタイプは県内でも2店舗しかない(うろ覚え)とオーナーが自慢げに話していました。

おそらく全国的にも大半がCタイプと呼ばれるロイヤリティをガッツリ取られるタイプなんだと思います。

土地と店舗を実費で用意出来る人、なかなかいないですよね。

 

 

人手不足問題

 

上記の通りAタイプというのはオーナーの取り分が相当多そうです。

その証拠に私がいた店は店員の数が異常でした。

かなり人件費かけていただろうというのは素人目にも分かりました。

オーナーが心配性で人数で固めすぎというのもあったのですが、深夜帯はバイト2名ですがオーナーが3時には出勤して夜明け前に3人に。

朝5時から4~5人出勤してきて、深夜組の退勤である6時までは7~8人になります。

その後、入れ替わりはあるものの午後1時までは最低でも6人

夕方までは客数が減るので3人程度

午後5時から学生バイトが出勤してまた6~7人体制へ。

午後10時から0時まで3人

 

こんな感じです。

働いている自分ですらちょっと引いてました。

客数が多いとはいえ、他の店では2~3人でやっている業務を8人ですからね(笑)

 

さて前置きが長くなりましたが、コンビニバイトといえば昔は高校生、大学生の定番でした(たしか)

そこで18歳人口の推移を確認してみると、20年前の1999年頃は150万人以上だったのが、2017年では約119万人と大幅に減少しています。

ここから2030年までに更に13万人程度減少すると言われています。

 

また、昼間の時間帯は基本的に主婦の方がパートで入っていました。

こちらに関しても未婚率の上昇や、物価上昇に賃金の上昇が追い付かない事による共働きなどが常態化しており人員確保が困難になっているのかも知れません。

 

 

24時間営業は必要か?

 

冒頭でも書きましたが20代の半数以上が必要無いと思っているようです。

理由としては「深夜・早朝に利用しない」というのが多数です。

私は必要派だったのですが、これを見て冷静に考えるとたしかに23時~7時の間に利用する事が月に何回あるだろうかと思いました。

まあ、開いていれば安心感はありますけどね。

反対意見としては「必要な時に困る」や「緊急時に使えなくなる」などが多いようです。

確かに防犯に一役買っている一面もありますが、その反面深夜強盗などのリスクも発生します。

 

私が働いていた時も、確かに深夜は客数が激減しましたが、仕事終わりが深夜の方など一定のニーズがあるのもまた事実です。

昼と夜で利用者の数が全く違うので、多数決であれば上記アンケート結果のように必要無しが多くなるのも頷けます。

現実に深夜の利用者は圧倒的に少ない訳ですからね。

難しい問題ですね。

 

 

㈱セブン&アイホールディングス

 

突然ですが、一応申し訳程度に株価に触れてみます(笑)

 

 

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【連続最高益】20年2月期は国内コンビニが前期並み700店純増。既存店は購入点数増や値上げで客単価上昇し伸長。海外コンビニも堅調。GMSは食品テコ入れで改善。百貨店軟調でも利益僅少。連続増配も。(四季報より)

 

どうやら株価は好調なようです。

しかもコンビニ店舗、いい感じで増えてますね(笑)

 

 

まとめ

 

24時間、365日営業というのは非常に大変だと思います。

オーナーさんの立場になればアルバイトが確保出来なければ当然自分で入るしかない訳で、仮に十分確保出来ていたとしても、深夜早朝はもちろんGWやお盆、正月も店舗が稼働している以上は気は抜けない思います。

 

1ユーザーとしては、今の生活リズムなら深夜早朝は開いてなくても特段困らないと思います。

しかし、繁忙期で仕事が深夜まで及ぶ時や緊急時など、決して多くはないが開いていて欲しいと思う事があるのも事実です。

地域のコンビニが全店一斉に時短営業というのはちょっと困るかも知れませんね。

 

どっちつかずの意見で終わりますが・・・

コンビニ大好き人間としては、今回の問題について、個々の店舗の現状を鑑みた上で歩み寄り、最善の解決策を探って欲しいと思います。

 

では、最後まで読んで頂きありがとうございました!!